板書屋ブログ

ファシリテーショングラフィックに関する情報提供サイト「板書屋」の日々の活動。

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二人でファシグラ

co-fg.jpg

NPO法人グリーンシティ福岡の同僚の一人は、よいファシリテーショングラフィックをする。
けしてテクニカルだったり派手だったりしないけれど、「マンダラ型」向きのフワフワした書き方をやってる。

人前で書くことに慣れてくると、ズバッと整理・構造化したり、見映えのする見出しを付けてみたくなったりするものだけれど、彼女はあまりそれをしない。参加者の発言をフワフワと受けとめ、書き残していく。

で、進行しつつ横から、意見のまとまりをゆるく囲ったり、違う色で見出しをつけたり、と二人組で進めることもあったり。

欲のない無心な点で良いと思ってるけど、あれ?本人はあまり自覚無く「今の発言」を「空いた隙間」に書いてるだけなんじゃないか、という気もしてきた。
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  1. 2011/01/06(木) 21:52:28|
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板書っぷり。

東京ミッドタウンで7月19日に行った
環境保全ボランティアリーダーズワークショップ」から板書っぷりの写真を2点。

ホワイトボードは、消しながら書けるってのが最大の利点ですね。「議題」とか「キーワード」とか「結論」とかを残しながら、メモ的な部分を消していきます。板書が常に見えるように、自然に右か左かに身体を寄せるのがくせになってしまっているな。
IMG_6290.jpg

事例発表の後、それを踏まえてディスカッションや鼎談を行う場合。
事例発表の概要を書いておく。その時に、なんとなくこの後、議論になりそうだなあ、と思うところに余白を多めに残しておく。で、ディスカッションに入るとき、模造紙を全部貼りだして、簡単にふりかえる。ディスカッションでの発言は事例発表の時とは違う色で、事例発表を書いた模造紙の該当部分に追記していく感じ。「ゴチャゴチャした模造紙の中でも、目に飛び込んでくる色使い」とかが役に立つんやなあ。
IMG_6448.jpg
  1. 2010/07/26(月) 17:15:22|
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「まとめ」のスタイル

意見出しの後の要約、もしくは、会議最後の合意内容の確認。そんなかたちで進行役が「まとめ」をする機会はちょくちょくあります。

そんな「まとめ」のスタイルも人それぞれだなぁ、と。
普段の私は、例えれば「レシーバー型」。「出た意見の大部分を受け止め、かつ全体の構図が見えてくるような整理・分類の枠組み」を提示することで、現在の到達点を明らかにする感じ。
それに対して、「アタッカー型」というか、話し合いの一番イキのいい部分を射抜いてキーワードやキャッチフレーズとして示すタイプの「まとめ」もあります。

誤解を恐れずなんとなくのイメージを挙げると、
 前者は、まちづくりや教育の場面/共感を生む
 後者は、デザインや企画の場面/行動を生む
という感じ。

抽象と捨象のバランスの違いだと思うので、場面で使い分けたいものです。
  1. 2009/06/18(木) 12:56:37|
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「空気を読む」と「場を読む」

「空気を読む」という言葉はキライ。
けど、ファシリテーションには「場を読む」ことが大切と言っています。

二つの言葉、どちらも「周りの言外のメッセージを理解すること」という点では似てる。けど違う。

個人的な理解では、たぶん以下の二つが相違点。

1)射程。
空気を読む場合は、その時、その場の人間関係や雰囲気に限定されて、読む対象の射程はとても短い。
しかし、場を読む場合に求められるのは、今の行動や話し合いが将来的にどうつながっていくのか?とか、周囲の人にどんな影響を与えていくのか?という長い射程。

2)
従うか選択するか。
「空気を読む」には、単に「読む」だけではなく、それに従い屈服することが求められる。まあ、ある種の暴力だろうなあ。
「場を読む」のは、場の雰囲気や文脈を理解した上で、その後、どう行動するか「選択」が問われるような気がする。
  1. 2009/03/21(土) 15:52:40|
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ファシグラ十ヶ条

一つ、人の言葉を大切に (その人の言い回し、言葉遣いを尊重)

二つ、振り返りのために (議論を眺め渡すことができる記録)

三つ、みんなに見えるよに (会場の作り方と立ち位置)

四つ、よく聴き受けとめる (公平に、平等に聴けているか?)

五つ、いつでもペンを持ち (道具の備えと心構えを)

六つ、無理してまとめない (取り繕わず、正直にいること)

七つ、名前を書くことから (手始めにメンバーや議題を書く)

八つ、やらなきゃ変わらない (「書かなくてもいいや」が壁)

九つ、「ここ!」と指差される板書 (指差されるのは活きた板書の証拠)

十で、とうとうマーカーだこ (?)



毎日唱えると、板書が上手になります。
うそ。
  1. 2009/01/16(金) 21:01:56|
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○○とファシリテーション:まとめ

ということで、私がファシリテーションについて影響を受けた六つの経験から、合計11個のキーワードを抜き出しました。
 
 1)場づくり
 2)傾聴
 3)決断
 4)成果イメージの共有
 5)適切なグループサイズ
 6)介入と受容のバランス
 7)紙は相棒
 8)塊として把握する
 9)生物多様性の例え
10)異文化交流の通訳
11)無理してもわかる

ファシリテーションに関する本に必ず書いてあるような一般的なこともあれば、ちょっと独特なものもあったりします。ファシリテーション以外の活動で学んだものを応用したり解釈したものが多いですね。
影響を受けたものを整理することで、自分のファシリテーションを省みることができるかもしれません。
「自分のファシリテーションのルーツ」を探ること、オススメです。
  1. 2009/01/09(金) 22:45:57|
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父の言葉とファシリテーション

私のファシリテータとしてのデビューは、出身地である大分県竹田市の、とある農村での地域おこしの話し合いでした。10人もいない、小さな寄り合いです。修士論文の調査対象地としていましたし、研究だけでなく実際に何かしら動きたいという思いがありました。

子どもの頃の遊びをお題に地域の資源マップをつくった回の帰り道。参加者でもあった父から「無理してもわかる」との感想をもらいました。盛り上げようとしたり、大げさなリアクションをしたりしても、二まわり以上年上のおいちゃんたちにはわかるし、なんとなく気恥ずかしいぞ、という意味合いだったと覚えています。

やー、そりゃそうだ!ガンバってたのが見え見えだったかも。肉親からみたらなおさらか!ということで、学んだこと↓

11)無理してもわかる:

これと関連して、青木将幸さんと研修をしているときに、彼が「ファシリテータの自己一致」について言及していたのを思い出します。わからないとき、混乱したときなど、変に取り繕ったりせずに、正直に参加者に接することができているか、というのは大事ですね。
この考えをさらに拡大して「組織(会議?)の自己一致」みたいな視点もあると思います。自己一致が必要なのはファシリテータだけではなくて、その会議の参加者全員。見栄や建前だけの話し合いになっていないか?ということ。

必要以上のプライドが「無理・取り繕う・見栄や建前のみの話し合いetc.」につながっていることも多いなあと思います。その必要以上のプライドを「解除」するには、「ユーモア」が一番の薬だと感じていますが、それはもう少し考えてまとめてみたいと。
  1. 2009/01/09(金) 22:23:22|
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まちづくりとファシリテーション

ワークショップやファシリテーションという単語は、まちづくりに携わる人の間では比較的馴染み深いものだと思います。
ファシリテーショングラフィックという単語も、80年代に世田谷のまちづくりに関わる方たちが、ヘンリーサノフ氏をお招きして講習会を実施し、その内容を「ファシリテーショングラフィックを学ぼう」と題する報告書にまとめたのが、日本での初出なのではないでしょうか?
「会議メモ」、「ライブレコーディング」などと違う呼び方があったり、wikiには「日本でのみ使われている造語。正しくはグラフィカル・ファシリテーション」なんて編集もされてますが、先人への敬意を込めて私はファシリテーショングラフィックと呼んでます。

まちづくりがらみで、学生時代からの経験から学んだことを一つだけ挙げるとすれば、、、。

10)異文化交流の通訳:

地元住民、町内会長、子ども、親、経営者、行政職員、議員、学者。みんな違う言葉をしゃべります。専門用語だけではありません。つい自分と同じ考え方や背景を持っていると思って省いちゃうんですよね。説明を。日頃一緒にいない多種多様な相手に対して、わかるように伝えるというのは難しいです。
お互いの理解が進むよう、理由を聞いたり、言い換えて要約したり、ということが求められる場面が多いように思います。
  1. 2008/12/30(火) 10:38:48|
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小川紳介とファシリテーション

福岡市民図書館で小川紳介さんの映画が連続して上映されたことがあったりました。10年くらい前。
成田空港の反対運動、いわゆる「三里塚闘争」を描いた記録映画の中で、農家の寄り合いの場面がありました。同じ苦悩を背負って、重たい雰囲気で誰も一言もしゃべらず、ただ時間が過ぎていきます。やがて議論らしい議論はないまま、寄り合いは一つの決断に至ります。
感銘を受けた場面は他にもたくさんありますが、この場面は話し合いに関するものとして印象に残り、思い出しては反芻するようになりました。

寄り合いでの発言が少ないからといって、ここに「ファシリテーターでござーい!」と首を突っ込むのは軽薄かつ無礼。その時、その状況で組織が必要とする意思決定の方法は異なるし尊重されるべき、と考えるようになりました。

で、これをきっかけに「意見の多様性だけでなく意思決定方法の多様性も大事。とすると、これって『種の多様性』だけでなく『生物多様性(遺伝子、種、生態系それぞれのレベルでの多様性)』が大事って話とよく似てる。」なんてことも考えるように。

ということで、

9)生物多様性の例え:

というのも、私のファシリテーションのキーワードになっています。
  1. 2008/12/28(日) 20:36:24|
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スケッチブックとファシリテーシ

!!!
携帯メールの文字数制限で「ョン」入らず。

メモ帳代わりにスケッチブックを使い続けた時期が10年間くらいあります。
授業ノートも予定カレンダーも設計課題のエスキス(習作)も旅先のスケッチもこれ一冊。この時期に「マンダラ型」のファシリテーショングラフィックが出来上がったように思います。
その中で学んだこと。

7)紙は相棒:書くことで気づかされたり、発想が膨らんだりで、まるで相棒と対話しているよう。秘書のようにリマインドもしてくれる。ただ「発想の膨らむ対話」のためには書き方が大事だし、「相棒」になるまでにはそのモノ(ノートや手帳等)への愛情とこだわりが必要な気がします。

8)塊として把握する:マンダラ型の書き方をすることが、集まった情報(授業、議論、アイデア等)を羅列ではなく塊として捉える訓練になっていたように思います。で、それを「まとめる」というのは、こんがらがって複雑なその塊をエイヤッと断面図に切り取るようなことで、その断面図から見えない部分もあれば、人によって違う断面がいいなんてこともあるという「諦め」or「割り切り」or「身軽さ」も大事かと。

グラフィッカの役割は、会議に公平で寡黙な相棒を出現させることであります。
  1. 2008/12/28(日) 19:06:30|
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里山保全とファシリテーション

10数人のグループで荒れた雑木林や森の手入れをする活動を続けています。

安全に気を配りつつ、楽しみながら森で汗を流すのはなかなかよいものです。森の将来像を描きつつ、個々のメンバーの体力や考えを寄り合わせながら、作業をデザインしていきます。この活動を通じて学んだことで、ファシリテーションにも大切だと思うこと三つ。

4)成果イメージの共有:作業の目的を全員が把握してるかしてないかは、メンバーのモチベーションに直結します。また、その成果イメージも一方的に伝えるのでなく、相談や確認があるべきでしょう。

5)適切なグループサイズ:その作業を行うにあたって適当な人数というものがあります。森林作業では主に安全のためですが、個々のメンバーがきちんと力を発揮できる人数規模かどうかは会議等にも共通するポイント。

6)介入と受容のバランス:命令口調で指示ばかりしていてはダメ、かといってなんでも聞いて頷いているだけでもリスキー。大切なのは、刻々と変わる状況を把握してメンバーへの関わり方を選ぶこと。作業中断や個別の注意といった強力な介入から、メンバーの主体性に任せた状態までイロイロです。で、これってリーダーシップの真髄なのでは?って思います。

ファシリテーションを学びたい人や企業で管理職を育てたい人は、森林ボランティア活動にくればいいのに!
  1. 2008/12/28(日) 11:12:53|
  2. 技術
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バンドとファシリテーション

オリジナルのロックバンドを数年間やっていました。

パートはドラム。オリジナル曲だけど、誰が作曲するというわけでもなく、スタジオに入り「なんかネタない?」と言って、誰かが弾きはじめたリフや断片に合わせて演奏していくことで、おおかたの持ち曲を作っていきました。予想外の響きやメロディー、リズムが見いだされたりして、楽しかったなあ。

ドラムとしてやってたこととファシリテーションって似てます。
1)場づくり:みんながノレるか?早すぎないか遅すぎないか?でしゃばりすぎてないか?他のメンバーが活躍する空間があるか?落ち着くところは落ち着き、盛り上がるところは盛り上げているか?
2)傾聴:メンバーに歩調をあわせられているか?アクセントや強弱などシグナル、メッセージに気付いているか?曲全体の構成に自覚的か?
3)決断:場の雰囲気を読み、ギターソロどうぞー!そろそろ終わるよー!を決断して、それとわかるオカズ(フィル)を出せるか?

まあ、全ての場面のファシリテーションに当てはまる訳ではなくて、時間が決まっていて一定の成果が求められる会議のファシリテーションにより近い気はします(教育などよりも)。
ファシリテーションに必要なことの7割はバンドから学んだ、って感じです。

あと「3)決断」は、ファシリテーションの場合は、プロセスに関する決断と解釈した方がいいかも、コンテンツでなく。
  1. 2008/12/25(木) 14:08:26|
  2. 技術
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何から学んだか?

先日の、広島の環境教育事務所Leafさん主催のファシリテーション研修のテーマは「自分流」でした。

用意していたけど結局お話しする機会がなかった話題に、「私のファシリテーションのルーツ」があります。バンド、里山保全、スケッチブック、小川紳介、まちづくり、父の言葉。私自身の六つの経験から、ファシリテーションについて学んだことをまとめました。
入院中でヒマなので、少しずつ公開。
  1. 2008/12/25(木) 13:07:40|
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とあるファシリテーションの

会合に参加して、「あなたはなんでその立場にいるのですか?」という問いを意識するようになりました。

人前で格好つけたいからですか?認められたいからですか?気持ちいいからですか?

と、問いたいファシリテーターも増えてますね。
  1. 2008/07/03(木) 00:17:01|
  2. 技術
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色使いのこと

20080129165946
マーカーにはいろんな色があるので、強弱、派手地味、見やすさへの配慮をしながらうまく使おう、という話。

まちづくり系のグラフィッカが青や緑、茶色で文字を書き始めるのは、議論が進んでいく中で、より上位の概念や重要な言葉が出てきた時に、目立つ紫や赤、黒で加筆できるように色使いを計画しているからだ。、、、と思ってるんだけど、他の人もそうなのかな?
一方、とにかく黒で書いていき、オレンジや水色のアンダーライン、丸囲みで意見の仕分けをしていくスタイルもある。
最低限、文字が読めるよう(赤緑色盲なども含め)配慮していれば、あとは自由度の高い、書く人の趣味が現れるのが「色使い」。
  1. 2008/01/29(火) 16:59:46|
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