板書屋ブログ

ファシリテーショングラフィックに関する情報提供サイト「板書屋」の日々の活動。

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まちづくりとファシリテーション

ワークショップやファシリテーションという単語は、まちづくりに携わる人の間では比較的馴染み深いものだと思います。
ファシリテーショングラフィックという単語も、80年代に世田谷のまちづくりに関わる方たちが、ヘンリーサノフ氏をお招きして講習会を実施し、その内容を「ファシリテーショングラフィックを学ぼう」と題する報告書にまとめたのが、日本での初出なのではないでしょうか?
「会議メモ」、「ライブレコーディング」などと違う呼び方があったり、wikiには「日本でのみ使われている造語。正しくはグラフィカル・ファシリテーション」なんて編集もされてますが、先人への敬意を込めて私はファシリテーショングラフィックと呼んでます。

まちづくりがらみで、学生時代からの経験から学んだことを一つだけ挙げるとすれば、、、。

10)異文化交流の通訳:

地元住民、町内会長、子ども、親、経営者、行政職員、議員、学者。みんな違う言葉をしゃべります。専門用語だけではありません。つい自分と同じ考え方や背景を持っていると思って省いちゃうんですよね。説明を。日頃一緒にいない多種多様な相手に対して、わかるように伝えるというのは難しいです。
お互いの理解が進むよう、理由を聞いたり、言い換えて要約したり、ということが求められる場面が多いように思います。
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  1. 2008/12/30(火) 10:38:48|
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小川紳介とファシリテーション

福岡市民図書館で小川紳介さんの映画が連続して上映されたことがあったりました。10年くらい前。
成田空港の反対運動、いわゆる「三里塚闘争」を描いた記録映画の中で、農家の寄り合いの場面がありました。同じ苦悩を背負って、重たい雰囲気で誰も一言もしゃべらず、ただ時間が過ぎていきます。やがて議論らしい議論はないまま、寄り合いは一つの決断に至ります。
感銘を受けた場面は他にもたくさんありますが、この場面は話し合いに関するものとして印象に残り、思い出しては反芻するようになりました。

寄り合いでの発言が少ないからといって、ここに「ファシリテーターでござーい!」と首を突っ込むのは軽薄かつ無礼。その時、その状況で組織が必要とする意思決定の方法は異なるし尊重されるべき、と考えるようになりました。

で、これをきっかけに「意見の多様性だけでなく意思決定方法の多様性も大事。とすると、これって『種の多様性』だけでなく『生物多様性(遺伝子、種、生態系それぞれのレベルでの多様性)』が大事って話とよく似てる。」なんてことも考えるように。

ということで、

9)生物多様性の例え:

というのも、私のファシリテーションのキーワードになっています。
  1. 2008/12/28(日) 20:36:24|
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スケッチブックとファシリテーシ

!!!
携帯メールの文字数制限で「ョン」入らず。

メモ帳代わりにスケッチブックを使い続けた時期が10年間くらいあります。
授業ノートも予定カレンダーも設計課題のエスキス(習作)も旅先のスケッチもこれ一冊。この時期に「マンダラ型」のファシリテーショングラフィックが出来上がったように思います。
その中で学んだこと。

7)紙は相棒:書くことで気づかされたり、発想が膨らんだりで、まるで相棒と対話しているよう。秘書のようにリマインドもしてくれる。ただ「発想の膨らむ対話」のためには書き方が大事だし、「相棒」になるまでにはそのモノ(ノートや手帳等)への愛情とこだわりが必要な気がします。

8)塊として把握する:マンダラ型の書き方をすることが、集まった情報(授業、議論、アイデア等)を羅列ではなく塊として捉える訓練になっていたように思います。で、それを「まとめる」というのは、こんがらがって複雑なその塊をエイヤッと断面図に切り取るようなことで、その断面図から見えない部分もあれば、人によって違う断面がいいなんてこともあるという「諦め」or「割り切り」or「身軽さ」も大事かと。

グラフィッカの役割は、会議に公平で寡黙な相棒を出現させることであります。
  1. 2008/12/28(日) 19:06:30|
  2. 技術
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里山保全とファシリテーション

10数人のグループで荒れた雑木林や森の手入れをする活動を続けています。

安全に気を配りつつ、楽しみながら森で汗を流すのはなかなかよいものです。森の将来像を描きつつ、個々のメンバーの体力や考えを寄り合わせながら、作業をデザインしていきます。この活動を通じて学んだことで、ファシリテーションにも大切だと思うこと三つ。

4)成果イメージの共有:作業の目的を全員が把握してるかしてないかは、メンバーのモチベーションに直結します。また、その成果イメージも一方的に伝えるのでなく、相談や確認があるべきでしょう。

5)適切なグループサイズ:その作業を行うにあたって適当な人数というものがあります。森林作業では主に安全のためですが、個々のメンバーがきちんと力を発揮できる人数規模かどうかは会議等にも共通するポイント。

6)介入と受容のバランス:命令口調で指示ばかりしていてはダメ、かといってなんでも聞いて頷いているだけでもリスキー。大切なのは、刻々と変わる状況を把握してメンバーへの関わり方を選ぶこと。作業中断や個別の注意といった強力な介入から、メンバーの主体性に任せた状態までイロイロです。で、これってリーダーシップの真髄なのでは?って思います。

ファシリテーションを学びたい人や企業で管理職を育てたい人は、森林ボランティア活動にくればいいのに!
  1. 2008/12/28(日) 11:12:53|
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バンドとファシリテーション

オリジナルのロックバンドを数年間やっていました。

パートはドラム。オリジナル曲だけど、誰が作曲するというわけでもなく、スタジオに入り「なんかネタない?」と言って、誰かが弾きはじめたリフや断片に合わせて演奏していくことで、おおかたの持ち曲を作っていきました。予想外の響きやメロディー、リズムが見いだされたりして、楽しかったなあ。

ドラムとしてやってたこととファシリテーションって似てます。
1)場づくり:みんながノレるか?早すぎないか遅すぎないか?でしゃばりすぎてないか?他のメンバーが活躍する空間があるか?落ち着くところは落ち着き、盛り上がるところは盛り上げているか?
2)傾聴:メンバーに歩調をあわせられているか?アクセントや強弱などシグナル、メッセージに気付いているか?曲全体の構成に自覚的か?
3)決断:場の雰囲気を読み、ギターソロどうぞー!そろそろ終わるよー!を決断して、それとわかるオカズ(フィル)を出せるか?

まあ、全ての場面のファシリテーションに当てはまる訳ではなくて、時間が決まっていて一定の成果が求められる会議のファシリテーションにより近い気はします(教育などよりも)。
ファシリテーションに必要なことの7割はバンドから学んだ、って感じです。

あと「3)決断」は、ファシリテーションの場合は、プロセスに関する決断と解釈した方がいいかも、コンテンツでなく。
  1. 2008/12/25(木) 14:08:26|
  2. 技術
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何から学んだか?

先日の、広島の環境教育事務所Leafさん主催のファシリテーション研修のテーマは「自分流」でした。

用意していたけど結局お話しする機会がなかった話題に、「私のファシリテーションのルーツ」があります。バンド、里山保全、スケッチブック、小川紳介、まちづくり、父の言葉。私自身の六つの経験から、ファシリテーションについて学んだことをまとめました。
入院中でヒマなので、少しずつ公開。
  1. 2008/12/25(木) 13:07:40|
  2. 技術
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腰を痛めて入院

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ベッドに寝て上向きに書いてもかすれない3色ボールペンはないかなぁ?

素直にサインペン系を使った方が良さそう。思えば学生の頃は「寝ている間も均等にアイデアは降りてくる」とか言って、枕元に紙とペンを欠かさないようにしてました。その時のペンはドラフィクスの0.1mmのミリペン。実際に夜中や早朝にミミズののたくったような字で書いたメモを覚えています。
そんなメモは、ほとんどは使えないものでしたが、まあ、なんというか、数が大事です。
エジソンか誰かの言葉の受け売りです。「アイデアの雨は万人に平等に降る。それを受け止める人もいるが、ほとんどの人は流してしまう」とかそんな内容。
これってファシグラも一緒ですよね?
  1. 2008/12/23(火) 13:36:21|
  2. どこでも
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FG研修

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ファシリテーショングラフィックの研修では、会場もいろいろ。

逆光だし、座敷にホワイトボードは高くて首が痛くなりそうだけど、話し合いが盛り上がれば良いのです。道具も会場も大切だけど、グラフィッカがメンバーの話を聴きたいと思っているかどうかが一番大事!
  1. 2008/12/22(月) 15:02:41|
  2. 研修
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081220鹿児島大学で研修

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社会人向けコースでワークショップの研修を行いました。

今回の個人的なテーマは大人数での会議、もしくは実習プログラム。
実習とその場の出来事へのフィードバックに重点を置いた少人数の研修がファシリテータ養成に効果的という考えに変わりはないけど、大人数なりのやり方はまだまだ考えられるはず
  1. 2008/12/20(土) 17:45:05|
  2. 研修
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