板書屋ブログ

ファシリテーショングラフィックに関する情報提供サイト「板書屋」の日々の活動。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

100の質問<その1>ファシリテーターは「意見」を持っていいの?

 ファシリテーターの仕事は場や関係性、プロセスの管理であり、コンテンツ自体の提案や評価は行いません。そういった意味では、ファシリテーターは「意見」や「好き嫌い」を持たない方が、一見よい気がしてきます。

 しかし、ファシリテーターも人間ですし、NPOや地域の会議ではほとんどの場合、ファシリテーター自身も思いを共有する仲間だったり利害関係者だったりします。「意見」を持つな、というのも無理な話。
 また、職業ファシリテーターとして依頼を受け、その場のトピックや課題と直接の利害関係が無いように思える場面であっても、多かれ少なかれ、ファシリテーター自身の好き嫌いや主義主張は、心のどこかに浮いたり沈んでいたりするのではないでしょうか?

 「意見を持っていいの?」という質問に対して「軸」をずらしてしまうのもアレですが、
 「(どうしようもなく)意見を持っているのだ」
 と認めることが大切なように思います。

その上で、
 ・自分と異なる意見にも注意深く耳を傾けること
 ・自分の好みに誘導しないようバランス感覚を持つこと
 ・時には「もし進め方が偏っていたら指摘してください」とメンバーにお願いすること
などを心がけるとよいと思います。

 そして、個人としての意見を述べる時は、
「ファシリテーターとしてでなく、一人のメンバーとしては、、、」
等と言って、「役割を脱ぎ着する」のが、メンバーに混乱を与えないための常套手段です。

 もう一点、意見や好き嫌いを持たない人間を信頼できるか?ってこと。
 その場の役割として、中立な進行機能を果たすことが求められているにしろ、一緒に話し合ったり、活動したりする人が何にも意見を持っていないとしたら、なんとも切ないような、のれんに腕押しのような気がします。
 心がけるのはあくまで中立な進行。しかし、一人の血の通った人間として意見や感情を持っていることが、メンバーからの信頼につながりうるというポジティブな面もあると考えています。
スポンサーサイト
  1. 2012/06/26(火) 13:59:45|
  2. 考え方
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<ファシリテーション・グラフィックを探求する三日間 | ホーム | ファシリテーターの立ち姿>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://facigra.blog117.fc2.com/tb.php/140-73d74b4f
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。